研究課題/領域番号 |
23659753
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
五十嵐 辰男 千葉大学, フロンティア医工学センター, 教授 (70302544)
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連携研究者 |
兪 文偉 千葉大学, フロンティア医工学センター, 教授 (20312390)
劉 浩 千葉大学, 大学院工学研究科, 教授 (40303698)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 排尿生理学 / 数値流体力学 / シミュレーション / 立体画像 / 内視鏡 / 内視鏡画像 / 仮想内視鏡 / 尿流動態 / 尿道機能 / 細径内視鏡 / スエーデン / 国際情報交流 / イスラエル / 米国 / オランダ |
研究概要 |
本研究では男性前立腺部尿道の変形と尿流の変化を、数値流体力学の手法により解明を試みた。当初計画していた内視鏡映像上も尿道振動は抽出されたが、弾性の推測まで至らなかったので、非変形モデルにより尿流可視化を行った。その結果、膀胱頸部硬化症のモデルでは、膀胱頸部の変形が尿流動態の変化と尿流エネルギーの減弱を引き起こすことが判明した。さらに前立腺肥大症患者の、α受容体遮断薬内服前後の尿道内視鏡映像から再構築した尿道立体画像を用いた計算でも、尿道の一部の変形による尿流エネルギー減弱が、排尿パラメータに関連することが示された。本研究で得た手法が新たな排尿機能評価手法になることが示唆された。
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