研究課題/領域番号 |
23659779
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木村 正 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90240845)
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研究分担者 |
澤田 健二郎 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00452392)
馬淵 誠士 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00452441)
磯部 晶 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60397619)
橋本 香映 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90612078)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 常位胎盤早期剥離 / 前期破水 / インターロイキン / プロスタグランジン / 絨毛羊膜炎 / 絨毛細胞 / 脱落膜細胞 / 低酸素刺激 / Eカドヘリン |
研究概要 |
常位胎盤早期剥離(早剥)がなぜ発生するのかの解明を行い新たな分子標的を発見する事を目的とした。その代表的な原因に前期破水・子宮内感染が考えられている。そこで絨毛羊膜炎を認めた胎盤検体を用いて様々なサイトカインの発現を検討しインターロイキン6(以下IL-6)が絨毛膜細胞及び絨毛内の間質で強く発現している事を解明した。早剥の実験モデルマウスにおいてIL-6 受容体抗体治療が胎盤剥離を抑制する可能性を提示した。つまり前期破水に伴う子宮内感染が羊膜細胞よりのサイトカイン産生を通じて子宮収縮を促し早剥にいたる可能性がある事、IL-6 に焦点をあてた分子治療はそれを抑制する可能性がある事を証明した。
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