• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

眼表面感染症・炎症性疾患におけるシンデカンの役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23659805
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 眼科学
研究機関東京大学

研究代表者

天野 史郎  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80193027)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードシンデカン / 涙液 / 角膜上皮 / 創傷治癒 / 眼表面 / 炎症 / 感染
研究概要

培養ヒト角膜・結膜上皮シートを用いた実験、ノックアウトマウスを用いた実験、臨床サンプルを用いた実験を行った。
培養細胞シートでの検討。ヒトprimary培養角膜・結膜上皮シート、ヒト不死化角膜上皮細胞(SV40cell)シートにIL-1bを添加したところシンデカン4の発現量の有意な増加をELISA法にて検出できた。シンデカン1はprimary結膜上皮細胞シートにおいてIL-1b添加により有意な増加が認められた。
動物実験。Syndecan4のノックアウトマウスとwildtypeのマウスでの角膜創傷治癒速度の違いを検討した。物理的創傷モデルでは2群間に有意差がなかった。炎症を伴う上皮創傷作成モデル(アルカリ負荷、実質内LPS注射等)においても2群間で創傷治癒速度には差がなかった。血管やリンパ管新生はSyndecan4heteroKOマウスよりhomoKOマウスで多かった。
臨床サンプルの検討。角結膜疾患のある患者、健常者を対象として、東大病院及び関連病院眼科にて採取した136眼分の涙液中のsyndecan-4の濃度の測定を行った。男性52人、女性84人より採取した。右眼70眼、左目66眼より採取した。平均年齢は66±18歳であった。測定感度内は120眼であった。Syndecan-4の平均涙液中濃度は3485±3537pg/mlであった。活動性のある感染症の患者では2965±4497pg/mlであった。

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi