研究課題/領域番号 |
23659870
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
米田 俊之 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (80142313)
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連携研究者 |
波多 賢二 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (80444496)
田中 宗一 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (20548200)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 骨転移 / 乳癌細胞 / 骨微小環境 / 微小環境 / 乳がん |
研究概要 |
がんの骨転移成立過程においては、転移がん細胞と骨微小環境との生物学的クロストークの重要性が認識されている。本研究では、このクロストークの実体を分子レベルで理解することを目的に、骨微小環境に定着した乳がん細胞に誘導される分子の同定と骨転移過程におけるその役割について検討した。その結果 158 個の遺伝子を骨微小環境とのクロストークによって発現が上昇する遺伝子として同定した。その中で、骨から放出された TGF-β によって発現が上昇する NEDD9は乳がんの骨転移成立・進展に関与すること示唆された。本研究で用いた遺伝子プロファイリングにより骨-がん細胞のクロストークに関与する遺伝子の同定が可能となり、それらの遺伝子の解析は骨転移の分子標的治療の開発に寄与すると期待される。
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