研究課題/領域番号 |
23659881
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
中村 卓 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30172406)
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研究分担者 |
角 美佐 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (90284702)
佛坂 由可 長崎大学, 大学病院, 講師 (10244089)
片山 郁夫 長崎大学, 大学病院, 助教 (80295089)
田川 一夫 長崎大学, 大学病院, 診療放射線技師 (00380931)
佐々木 美穂 長崎大学, 大学病院, 助教 (10437874)
榮田 智 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (80325662)
市川 陽子 長崎大学, 大学病院, 助教 (90380857)
角 忠輝 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (80284701)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | HYPOXIA / リンパ節転移節外進展 |
研究概要 |
頭頸部がん患者から得られた節外進展(28個)を有する転移リンパ節(28個)とENSを有しないリンパ節(26個)を対象としてMRおよび超音波画像データと摘出リンパ節病理組織像とを比較したところ、ENS陰性の転移リンパ節と比べて、ENS陽性転移リンパ節は、より大きく(21±9mm US.14±4mm)、US上の転移リンパ節外形の不規則さの出現頻度も高く、(75名 VS 12名)、MR上、境界消失、フレアー、およびきょし状辺縁のそれぞれのサインの出現率も高かった(93名,89名,および82名 VS 46名,19名,および19名)。また 、ENS陽性転移リンパ節では低酸素分圧によって生じた繊維化を示唆する低エコー領域が多く認められた。MRとUSを比較すると、USはMRと同等の診断脳を有していることも明らかになった(感度、特異度および精度=82名,89名,85名 VS.89名,81名,85名)。これらの結果により、USとMRはリンパ節節外進展の早期診断に有用との結論を得た。
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