研究課題/領域番号 |
23659886
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田上 順次 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50171567)
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研究分担者 |
島田 康史 東京医科歯科大学, 助教 (60282761)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 保存修復学 / 接着性モノマー / コラーゲン / POs-Ca / ICP発光分光分析 / 光干渉断層計 / 歯質接着モノマー |
研究概要 |
本研究の目的は、歯質接着性モノマーをI型コラーゲンに作用させ、その石灰化を調査することにある。10MDPエタノール溶液ならびに10MDPを含有するセルフエッチングプライマーをブタ由来のI型コラーゲンスポンジに作用させた。作用期間1日間または10日間とし、pH5-5.5ならびにpH8-8.5の条件で、コントロール群を含めて石灰化溶液に作用させた。石灰化溶液に浸漬した後、沈着物のICP-AESによる定量分析と、XRDによる定性分析を行った。また、コラーゲンの石灰化物の形態をTEMにより観察した。結果、I型コラーゲンにMDPを作用させたところ、MDPがカルシウムを吸着することによってアモルファスな塩が沈着し、pH条件の違いによってDCPDやハイドロキシアパタイトに転化するものと考えられた。
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