研究課題/領域番号 |
23659894
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡邉 誠 (渡辺 誠) 東北大学, 大学院・歯学研究科, 客員教授 (80091768)
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研究分担者 |
小笠原 康悦 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (30323603)
坪井 明人 東北大学, 東北メディカル・メガバンク 機構, 教授 (00241646)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 超高純度鉄 / 臨床応用 / in vivo 安全性試験 / 加工技術 / 代替材料 / 安全性試験 / 革新技術 |
研究概要 |
歯科用金属は、修復材料として患者のQOLを高めてきたが、口腔疾患の原因となる可能性が指摘され、より安全な代替材料の開発が望まれるようになった。本研究の目的は、東北大学金属材料研究所で開発された"超高純度鉄(UHP-Fe)"の生体材料としての安全性を、我々が開発した実験動物モデルを用いる独創的な安全性試験モデル(ICP-MS法)により検証することにある。5日間マウス皮下に埋入した超高純度鉄のワイヤーおよびその周囲組織の溶解液を分析した結果、超高純度鉄の表面には腐食がなく、皮下周囲の炎症もほぼ認められなかった。以上より、超高純度鉄は生体に安全な次世代材料であり、将来的に新しい医療生体材料になりうることが示唆される。
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