研究課題/領域番号 |
23659910
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
島内 英俊 東北大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (70187425)
|
研究分担者 |
石幡 浩志 東北大学, 病院, 助教 (40261523)
根本 英二 東北大学, 大学院・歯学研究科, 准教授 (40292221)
金谷 聡介 東北大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (80375097)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 歯科インプラント / 生体模倣(biomimetics) / スキャフォールド / 生体模倣 / デンタルインプラント / チタン表面処理 / ハニカムフィルム |
研究概要 |
本研究では、インプラントのオッセオインテグレーションと周囲骨の再生に至るプロセスのキーファクターであるフィクスチャー表面における微細トポグラフィーをミクロンオーダーで制御することを目指して、チタン表面に均一な形状を生成する革新的表面機能化手法としてマイクロディンプルインプリントモデルを構築することに成功した。すなわちハニカムフィルムより導出したエッチング用マスクを鏡面加工されたType I純チタン表面に貼付してウェットエッチング法による酸エッチングを行うことで、チタン表面に直径5μmに均一化されたディンプル形状が規則的なピッチで配置された表面を生成することができた。マイクロディンプル化チタンにヒト歯根膜あるいは歯胚由来(STRO-1^+)培養細胞を播種培養したところ、未処理の場合と比べていずれの細胞においてもその増殖が刺激されたのみならず、付着細胞の形状にも変化がみられ、μmでコントロールされた表面トポグラフィーが細胞の挙動に明らかに影響を与えることが示された。
|