研究課題/領域番号 |
23659931
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高師 則行 北海道大学, 大学病院, 助教 (40312376)
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研究分担者 |
宇尾 基弘 東京医科歯科大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (20242042)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 溶出金属 / 溶出金属元素 / 蛍光XAFS法 / 生体材料 |
研究概要 |
4種類の歯科用合金を動物皮下に埋入し、埋入部周囲組織中への合金成分元素の移行を微量元素の検出に好適な放射光XRFを用いて分析し、周囲組織中での合金元素分布を可視化した。耐食性の低い非貴金属添加銀合金では、埋入部周囲にAg, Snなどの局在が認められ、より耐食性の高い金銀パラジウム合金やコバルト-クロム合金でも周囲に微量の合金成分元素の局在が確認された。 対象元素の化学状態を識別可能なXAFS測定を併用することにより、組織中の合金元素の殆どが溶出した水和イオン状態か、硫化物(Ag)、酸化物(Cr)として析出したものであることが判明した。
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