研究課題/領域番号 |
23659944
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
由良 義明 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (00136277)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 中性子 / ホウ素化合物 / 超音波照射 / マイクロバブル |
研究概要 |
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)ではホウ素化合物としてパラボロノフェニルアラニン(BPA)とボロカプテイト(BSH)が使用される。本研究では音響穿孔法(ソノポレーション)を用いて細胞膜に一過性の小孔を形成し、これらホウ素化合物の腫瘍細胞内濃度の向上をめざした。ヒト口腔扁平上皮癌の培養細胞ならびにヌードマウス腫瘍において、ソノポレーションで腫瘍細胞のホウ素濃度は上昇し、その後の中性子照射すなわちBNCTで、腫瘍細胞の増殖阻害が顕著となった。ソノポレーションはBNCTの抗腫瘍効果を増強する上で有用と考えられた。
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