研究課題/領域番号 |
23660045
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 大阪大学 (2013) 淑徳大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
松岡 秀明 大阪大学, コミュニケーション デザイン・センター, 招へい教授 (80364892)
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研究分担者 |
池田 光穂 大阪大学, コミュニケーション・デザイン・センター, 教授 (40211718)
岩崎 紀久子 淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (80332930)
渡部 真奈美 豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (50341780)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 終末期医療 / 看護師 / 困難 / ブリコラージュ / 患者の自己決定 |
研究概要 |
本研究は、緩和ケア病棟で重要な役割を担う看護師が直面する困難に注目し、看護師以外の医療従事者-医師、理学療法士、理学療法士ら、患者・家族にも注目することによって以下3点を明かにした。 1. 緩和ケア病棟で看護師は、患者や家族の希望にそったケアをすることを望んでいるが、それが不可能な場合ジレンマに直面する。2.看護師たちは、マニュアル的な対応ではなく、病棟で患者・家族に対して行なうことが可能なこと・不可能なことに即して妥協点を見つける術を身につけていく。3.こうした困難は、緩和ケア病棟における患者の自己決定権とかかわっており、個々の困難を明確にすることによって、ケアの質を高めることが可能となる。
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