研究課題
若手研究(A)
嗅球の糸球体において、嗅神経細胞軸索から入力された匂い情報は2次神経細胞である僧帽・房飾細胞へと受け渡される。僧帽・房飾細胞は単一の主樹状突起を単一の糸球体へと伸ばして興奮性入力を受け取ると共に、複数の側方樹状突起を伸ばして抑制性入力を受ける。生後直後の僧帽細胞は複数の樹状突起を複数の糸球体に接続しているが、生後1週以内に樹状突起の刈り込みによって単一の樹状突起のみを有するようになる。本研究では、僧帽細胞樹状突起の形態を定量的に解析すると共に、樹状突起刈り込みプロセスに神経活動が重要な役割を果たすことを明らかにした。
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