研究課題
若手研究(A)
長期のトレーニングや生活習慣の変容が成長ホルモンの分泌動態に及ぼす影響を検討した。その結果、2~4週間にわたる運動継続や短期間の食事内容の変容(脂肪摂取量の増加)によって、運動誘発性の成長ホルモンの分泌動態に影響は生じないことが明らかになった。一方、低酸素環境下での運動を4週間継続した結果、一過性の運動に対する成長ホルモンの分泌動態は有意に亢進した。これらの結果は、運動誘発性の成長ホルモンの分泌能は比較的頑強で、容易に変化しないことを示唆するものである。しかし、運動の実施条件(運動実施時の酸素濃度など)を工夫することにより、成長ホルモンの分泌能を改善することができる可能性も新たに示された。
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Clinical Physiology and Functional Imaging
巻: (掲載決定)
Growth Hormone and IGF Research
巻: 21 (3) ページ: 140-145