研究課題
若手研究(A)
本研究では、経口摂取した機能性食品因子の生体局所特異的作用(食シグナル応答)の把握のため、組織内微小領域の多次元情報(時空間変動情報)を内在性分子群に付与し、それらの包括的相互関係の理解を試みた。その結果、マトリックスレーザー脱離イオン化質量分析(MALDI-MS)技術を先鋭化し、メタボロームやプロテオームの組織内空間分布の可視化(マルチオミクスイメージング)と共に、経口投与後の緑茶カテキンの組織内分布や変動するメタボローム情報の同時画像化、緑茶カテキンの標的分子との共局在分析等も可能となった。以上の成果は、詳細な食シグナル応答を捉えるための基盤技術を提示するものである。
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