研究課題/領域番号 |
23681052
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
錦田 愛子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (70451979)
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研究協力者 |
濱中 新吾 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (40344783)
髙岡 豊 東京外国語大学, 外国語学部, 研究員 (10638711)
溝渕 正季 ハーバード大学, ケネディスクール, 助教
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 西アジア・中央アジア / パレスチナ / 移動 / 世論調査 / 離散 / 移民・難民 / ディアスポラ / ナショナリズム / 政治学 / 中東 / 人口・移住 / トランスナショナル / レバノン / 方法論 |
研究概要 |
本研究ではパレスチナ人の移動に対する意識と動態について、量的調査(世論調査)と質的調査(聞き取り調査)の双方を用いて明らかにした。世論調査は初年度にパレスチナ自治区と東エルサレムで、二年目にレバノンで行ない、補足の聞き取り調査をそれぞれ次の年に行なった。調査の結果、現在のパレスチナ人は帰還の他にも実利的目的での移動を希望しているが、実際の移動は居住環境や保有する旅券の種類など、与えられた条件により左右されることが明らかにされた。またレバノンと自治区のパレスチナ人の間では、将来に期待するパレスチナ国家像に大きく違いがある点も指摘された。
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