研究課題
若手研究(A)
研究代表者らが発見したマグノンのベリー位相による新現象「マグノンホール効果」の測定を多くの強磁性体について行った。その結果、マグノンホール効果には顕著な結晶格子依存性が存在し、それがジャロシンスキー守谷相互作用に由来するベリー位相によるものであると考えるとよく理解できることが明らかになった。また、マグノンを共鳴励起できるマイクロ波の応答を低温・磁場下で測定できる実験装置を立ち上げ、トポロジカル磁気構造体スキルミオンのユニークなマグノンモード(スキルミオン回転モードやスキルミオンブリージングモード)などそのトポロジカルな磁気構造を反映した得意な磁気励起状態を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 2件)
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