研究課題
若手研究(A)
琉球列島全域において沿岸巨礫群の分布調査を行った.その結果,津波起源と考えられる巨礫群は,先島諸島の一部の島々にのみ分布していることが明らかとなった.一方,台風の高波起源の巨礫群は,ほぼすべての島に分布している.奄美諸島においては,台風の高波起源の巨礫分布を変更しないという制約条件のもとで数値計算を実施し,約1500年前に喜界島を大きく隆起させたイベントは,プレート内の高角逆断層による可能性があることを指摘した.また,先島諸島においては,石垣島での過去2000年間の津波履歴の検討を行い,1771年の大津波を含めて,同等規模の津波が過去三回発生していた可能性があることを明らかにした.
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 8件)
Geology
巻: Vol. 41 号: 11 ページ: 1139-1142
10.1130/g34823.1
第四紀研究
巻: Vol. 52 ページ: 43-48
10031170193
巻: 52 ページ: 43-48
堆積学研究
巻: Vol. 71 ページ: 129-139
130004725795
科学
巻: Vol. 82 ページ: 208-214
巻: Vol. 82 ページ: 215-219
巻: 82 ページ: 208-214
巻: 82 ページ: 215-219