配分額 *注記 |
28,990千円 (直接経費: 22,300千円、間接経費: 6,690千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2011年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
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研究成果の概要 |
星間塵表面を覆っている氷マントルは星間物質における分子生成反応において重要な役割を果たしている。氷星間塵表面での光化学反応素過程の解明するため、10 K以下の氷の光分解によって気相中に生成した化学種の並進、振動、回転エネルギーを測定する装置を開発した。H2O, CO2, CO, CH3OH氷、もしくはH2O氷表面にこれらの分子が吸着した氷に真空紫外光を照射し、生成したフラグメントを共鳴多光子イオン化して飛行時間分布を測定した。また同時に赤外反射吸収分光法を用いて氷の構造、吸着物、生成物を分析した。表面反応ダイナミクスの観点から氷星間塵表面での光化学反応を研究することができた。
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