研究課題
若手研究(A)
大気圧非平衡プラズマー液相相互作用を用いた応用研究が急速な広がりを見せているが、知見が不足していると感じられる界面現象に注力して研究に取り組んだ。電場の界面水分子構造への影響を調査するため、界面構造のみに活性な分光学的手法の一つである和周波発生分光に取り組んだ。測定対象界面はフッ化カルシウム/水溶液(pH3.8)界面とし、外部電場は界面垂直方向に印加した。四面体配位構造に起因すると考えられているピークは強い外部電場応答性を示し、比較的弱い電界によって水界面構造の配向性を制御できることを示した。更に、粒子計算によって、高エネルギー中性粒子による素過程も考慮に入れる必要性があることを示した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (12件) 備考 (2件)
Appl. Phys. Lett
巻: 104 号: 10 ページ: 101601-101601
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Physical Review Letters
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120006955423
http://www.ppl.eng.osaka-u.ac.jp/tsuyohito/