研究課題
若手研究(A)
有機電子材料として期待されている、遷移金属元素ユニットと有機π電子共役系を連結した「d-π電子系化合物」は主に炭素を中心とした第二周期元素からなるπ電子系から成る。新規物性の探索という観点で、第二周期元素ではない高周期典型元素の利用を考え、本研究課題では、ケイ素やリンなどの高周期典型元素π電子系で遷移金属d電子系を架橋した「新規な含高周期元素d-π電子系化合物」を合成し、それらの性質・特性を解明した。今回開発したかさ高いフェロセニルユニットは、高周期元素d-π電子系の構築に有効であり、またこれらは、従来の第二周期元素の系と比較して、元素特有の性質を反映したユニークな性質を有することが分かった。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (20件) (うち査読あり 20件) 学会発表 (39件) (うち招待講演 4件) 図書 (4件) 備考 (2件)
Organometallics
巻: 33 号: 6 ページ: 1341-1344
10.1021/om500065n
Chem. Lett.
巻: 43 号: 1 ページ: 95-96
10.1246/cl.130862
130004427087
Chem. Eur. J.
巻: 20 号: 13 ページ: 3752-3758
10.1002/chem.201304644
Bull. Chem. Soc. Jpn
巻: 86 号: 10 ページ: 1132-1143
10.1246/bcsj.20130174
10031201269
Chem. Asian J.
巻: 8 号: 4 ページ: 690-693
10.1002/asia.201201227
J. Sulfur Chem.
巻: 34 号: 6 ページ: 677-683
10.1080/17415993.2013.795224
巻: 31 号: 10 ページ: 3904-3910
10.1021/om300064q
Chem. Commun.
巻: 48 号: 68 ページ: 8562-8564
10.1039/c2cc33277a
巻: 48 号: 93 ページ: 11440-11442
10.1039/c2cc35978b
Chem. Asian J
巻: 7 号: 2 ページ: 298-300
10.1002/asia.201100833
Eur. J. Inorg. Chem.
巻: 2012 号: 5 ページ: 775-778
10.1002/ejic.201101313
巻: 31 号: 3 ページ: 1150-1154
10.1021/om201227p
J. Am. Chem. Soc.
巻: 134 号: 9 ページ: 4120-4123
10.1021/ja300694p
Angew.Chem.Int.Ed.
巻: 51 号: 14 ページ: 3458-3461
10.1002/anie.201200374
Chem.Lett.
巻: 40 号: 2 ページ: 196-197
10.1246/cl.2011.196
130004426144
Heterocycles
巻: 82 号: 2 ページ: 1103-1112
10.3987/com-10-s(e)70
40018702698
Heteroatom Chem
巻: 22 号: 3-4 ページ: 405-411
10.1002/hc.20698
Chem.Asian J.
巻: 6 号: 9 ページ: 2301-2303
10.1002/asia.201100368
Phosphorus Sulfur and Silicon and the Related Elements
巻: 186 号: 5 ページ: 1217-1219
10.1080/10426507.2010.507730
Angewandte Chemie International Edition
巻: 50 号: 46 ページ: 10940-10943
10.1002/anie.201104971
http://boc.kuicr.kyotou.ac.jp/www/index.html
http://boc.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~sasamori/www/