研究課題
若手研究(A)
ハイスループットスクリーニング(HTS)は、多様なサンプルを迅速に評価する手法として有効である。しかし、触媒探索ならびに反応条件特定への適用は限られてきた。本研究において、化学結合形成を蛍光強度の増大により評価可能な蛍光プローブを独自に開発し、HTS検出系に適用することで、短時間・小スケールかつリアルタイムにモニタリングする手法の確立を目的とした。高選択的かつ高感度な蛍光プローブをデザイン・合成し、種々のアミン類と添加剤を組み合わせた触媒系の探索を実施した。その結果、新たなアルデヒド、イミン、エナール型蛍光プローブの開発、ならびにエナミン/イミニウム有機分子触媒系の迅速評価を達成した。
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http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~tnmase/