研究課題
若手研究(A)
タンパク質の反応を生理条件下で実時間観測できる赤外分光装置を開発し、それを巨大膜タンパク質に応用することを目的とした。光源にフェムト秒赤外レーザーを用いて高感度の赤外分光装置を製作する一方、ケージド化合物を用いて反応を制御するフロー・フラッシュ計測系を開発した。マイクロ流路フローセルを使用し、試料消費を抑えたフロー計測系を実現した。フロー・フラッシュ計測系を時間分解可視分光装置に組み込み、NO還元酵素に応用した結果、この膜タンパク質の酵素反応をマイクロ秒の時間分解能で観測することに成功した。現在、フロー・フラッシュ計測系を時間分解赤外分光装置に組み込み、酵素反応の赤外分光観測を進めている。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 14件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (20件) (うち招待講演 6件)
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