研究課題
若手研究(A)
本研究では、近赤外レーザーを用いた3次元レーザースキャナと濾紙蒸発法を組み合わせることで、都市空間において遠隔から対象物の対流熱伝達率分布を可視化する手法を開発した。まず、濾紙の含水率とレーザー反射強度との関係について定式化したうえで、水分ポテンシャルおよびルイス則を導入することで対流熱伝達率を算出する方法を提案した。次に、単純形状を有する小規模建物に本手法を適用し、可視化手法の有用性と適用範囲を確認した。最後に、ベランダ等の複雑形状を有する実在建物に本手法を適用し、対流熱伝達率の分布特性を明らかにした。
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