研究課題
若手研究(A)
本課題は、海中探査機のナビゲーションのための新手法で、探査機装備の受波器アレイにより母船からの音響信号の到来方向を計測するInverse Super Short Baseline (ISSBL)方式と、その音響信号を用いた母船位置情報等の探査機への伝送による手法を提案した。試験機を製作して係留および探査機搭載での深度2,000mまでの実海域実験を実施し、本手法が実用的であり、想定したメリットが有意であることを示した。また実験結果から、位置計算上の母船位置のドリフト誤差が有意な影響を及ぼすという知見を得た。今後、海域実験での検証結果を基に改良点を検討し、運用機プロトタイプの設計・製作を実施する。
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