研究課題
若手研究(A)
イネ科植物は「節」において複数の維管束系を著しく発達させ、根から吸収した無機栄養素の新葉や種子への優先的な分配を実現しているが、その分子機構は解明されていなかった。本研究ではイネ節で働く亜鉛、銅、マンガンの輸送体タンパク質を同定し、元素毎に異なる特徴的な分配様式に大きく寄与していることを明らかにした。これらはイネ科植物の生長戦略上の重要な新知見であるとともに、穀物の生産性・安全性・栄養価の向上に応用できる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (23件) (うち招待講演 1件) 備考 (4件)
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