研究課題
若手研究(A)
セルロース合成酵素複合体の三次元構造解析を、電子顕微鏡画像のランダムコニカルティルトおよび単粒子解析により進めた。得られた三次元構造は、2013年に別グループから報告された、セルロース合成酵素複合体のX線結晶構造にフィットすることが判明した。以上から、本系を用いて構造解析を進めることが可能だと結論でき、構造解析基盤構築の目的を達成した。また、構造解析データの詳しい解釈のために、機能解析研究を行った。粗酵素の速度論的解析と、組換え体による、セルロース合成酵素の大腸菌内機能再構成を行った。後者の機能再構成系をCESECと名付け、変異体酵素の活性評価など、機能解析実験を開始した。
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Carbohydrate Research
巻: 346(17) 号: 17 ページ: 2760-2768
10.1016/j.carres.2011.09.031
Cellulose Communications
巻: 18 ページ: 156-162
40019163627