研究課題
若手研究(A)
希土類金属を利用せずに高い触媒活性を有する不斉触媒を新たに開発することに成功した。新たに開発した不斉触媒を活用することで不斉四置換炭素を有する有用な化合物の合成を実践した。希土類を使用する代わりに、豊富に存在するマグネシウム触媒やマンガン触媒に関して、単核ではなく、複数の金属中心をもつ触媒を設計、合成、応用することで、高い触媒活性を獲得した。これにより従来は合成が困難であった各種窒素元素を含む光学活性ビルディングブロックを効率よく合成する手法を確立した。また、確立した手法を応用し、抗がん作用が期待される、阻害剤リード化合物の設計と周辺化合物のライブラリーを構築した。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 4件) 備考 (1件)
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