研究課題
若手研究(A)
アミノ酸は、細胞機能調節因子(シグナル伝達分子)として能動的に働くことが近年注目されている。本研究では、システムA型中性アミノ酸トランスポーターであるSlc38a1の骨関連細胞(骨芽細胞と破骨細胞)特異的遺伝子欠損マウス(KOマウス)を作製し、骨表現型解析を行った。その結果、どちらの細胞特異的KOマウスにおいても、野生型マウスと比較して、骨量、骨形成・骨吸収パラメーターに著明な変化は認められなかった。また、骨芽細胞特異的KOマウスを用いて卵巣摘出による閉経後骨粗鬆症モデルを作成した。その結果、野生型マウスおよび骨芽細胞特異的KOマウスのどちらも同程度の骨量低下が認められた。
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