研究課題
若手研究(A)
癌組織内において微量に存在する癌幹細胞が癌の再発・転移の大きな原因になっていると考えられている。我々は異種移植腫瘍からFACSを用いてヒト大腸癌由来癌幹細胞と非癌幹細胞を分取し、次世代シークエンサーを用いた網羅的遺伝子発現解析によって癌幹細胞で発現が増大している遺伝子を374種類見出した。さらに、siRNAを用いた解析によって癌幹細胞の増殖に関与する遺伝子13種類を同定することに成功した。今後、得られた増殖制御因子が癌幹細胞の発生・未分化性維持機構における役割を明らかにする。
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Cancer Science
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