配分額 *注記 |
24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2011年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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研究成果の概要 |
マウス繊維芽細胞に初期化因子を発現させiPS細胞を誘導する早期で発現する表面マーカーとしてSca1とCD34が同定された。興味深いことにSca1, CD34二重陽性細胞群は、iPS細胞へ初期化されることはほとんどなく、無血清条件で増殖因子添加により10回程度まで継代可能でありスフィア形成能を維持していた。このスフィアは、接着培養により自己拍動する心筋細胞へ効率的に分化した。さらに、免疫不全マウスへの移植実験と光イメージングにより腫瘍性増殖能に乏しいことも確認された。このように、Sca1, CD34二重陽性細胞群は、安全かつ効率的な心筋再生のための新たな細胞ソースになると期待される。
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