研究課題
若手研究(A)
本研究では、呼吸器の発生の基本原理を解明するため、気道上皮組織における3つの主要細胞種の分化プログラム、数量的バランス制御機構の解明を行なった。発生中の気道上皮においてNotch2が線毛細胞分化を抑制してクララ細胞分化を誘導すること、さらにNotch1,2,3が共役して神経内分泌細胞(NEC)クラスターのサイズを制御していることを明らかにした。また胎児期のNECを被っている新規のSSEA-1陽性のSPNC細胞を発見し、この細胞種がNECクラスターのサイズ制御に機能する可能性を見いだした。気道上皮細胞の初代培養系を使った線毛細胞分化誘導系を利用して、線毛細胞の分化プログラムの解明に挑戦した。
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Nature
巻: 507 号: 7493 ページ: 462-470
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