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外来化学療法を受けるがん患者と家族の QOL 向上を目指す 外来治療支援モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23689086
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関広島大学

研究代表者

二井谷 真由美  広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 講師 (30326441)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワードがん / 治療期
研究概要

本研究は、治療支援体制構築のための示唆を得ることを目的に、はじめに、治療のサポートを担う看護師が、がん看護においてどのようなところに困難を感じているかを明らかにした。H県内のがん診療連携拠点病院に認定された 1 施設の看護師 148 名を対象に困難感の調査を行った。その結果、特に困難感が強かったのは、「コミュニケーションに関すること」、「自らの知識、技術に関すること」、「システム、地域連携」に関することの 3 領域であることが明らかになった。その結果を受け、化学療法についての教育的介入を行い、その効果の検証を行った結果、看護師の知識は有意に向上した。また、追加調査として医師に対して地域連携、特に化学療法の適応ではなくなった患者の緩和ケア移行についての意識調査を行った。その結果、医師も地域連携や患者・家族とのコミュニケーションに困難感を抱えており、他職種との協働を希望していることが明らかになった。これらの結果より、治療支援体制として、外来においても他職種によるカンファレンスを実施すること、看護師への継続教育を行う必要があることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 医師が感じている緩和ケア移行における困難 看護師に求められる役割2012

    • 著者名/発表者名
      仁井本怜子, 二井谷真由美, 山下香里, 森山美知子
    • 学会等名
      第32回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2012-12-01
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 医師が感じている緩和ケア移行における困難2012

    • 著者名/発表者名
      仁井本怜子 二井谷真由美
    • 学会等名
      第32回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2019-07-29  

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