研究課題/領域番号 |
23700010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎
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研究機関 | 金沢大学 (2012-2013) (財)九州先端科学技術研究所 (2011) |
研究代表者 |
安永 憲司 金沢大学, 電子情報学系, 助教 (50510004)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 誤り訂正符号 / 多項式時間計算 / 加法的通信路 / 誤り訂正能力 / 加法的誤り / 多項式時間計算可能 |
研究概要 |
サンプル可能な加法的通信路という通信路モデルを導入し、この通信路における誤り訂正の可能性と限界を明らかにした。サンプル可能とは多項式時間で計算可能という意味であり、加法的というのは符号や符号語の知識を使わずに誤りが付加されることを意味する。サンプルされる分布が線形空間を成す場合、効率的に線形符号で訂正することができる。オラクルで相対化された状況では、エントロピーが小さいにもかかわらず効率的にシンドローム復号ができないサンプル可能な分布が存在することがわかった。サンプルされる分布が小バイアスの場合、バイアスの大きさと訂正可能なレートの限界に関係性があることがわかった。
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