研究概要 |
本研究では, 複数の利用者が複数のビデオシースルー型の拡張現実感(AR)端末を用いた場合を想定し, 特定の物, 位置の情報が与えられないという特殊な状況を想定し,コミュニケーションを支援する情報を直感的に入力および提示できる拡張現実感(AR) 技術の確立である.具体的成果は,センシングを主眼においた技術として,衣類の色および模様認識法,赤外線画像のカラー画像化法,SLAM におけるスケール推定法を開発した.提示に主眼を置いたものとしては,台所での遠隔作業支援法,紙面上のレイアウト支援法,実画像の幾何補正法を開発した.
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