研究課題
若手研究(B)
鉄棒運動において,いくつかの経由姿勢によって定義されたタスクの達成要件をみたす運動の冗長性を探索するための従来の手法を,歩行運動のような周期運動にも適用できるように拡張した.さらに,鉄棒でのけ上がり運動における身体全体の重心運動に対し,この手法を応用することで,その冗長性の探索を全探索に近いレベルで行えることを示した.また,歩行運動中の下肢関節の協調やその変動を反映する平面法則は,姿勢を表現する座標系の選択に大きな影響を受けることを示した.ある種の腕の周期運動は,筋骨格系に対する神経系からのフィードフォワード制御だけでも安定化できる可能性を示した.
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計測自動制御学会論文集
巻: Vol.49, No.12 ページ: 1172-1178
130004855634
巻: 49 号: 12 ページ: 1172-1178
10.9746/sicetr.49.1172