• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

社会情報学的視点からの集合的知識・決定の理論構築と政策形成への応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23700297
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関静岡大学

研究代表者

佐藤 哲也  静岡大学, 情報学研究科, 准教授 (70322089)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード集合知 / 政治 / 選挙 / 投票 / 市場メカニズム
研究概要

スマートフォンの普及によりインターネットへのアクセシビリティが格段に向上したこんにちでは、社会的・集合的な知識のサービス応用が活発に行われてきている。本研究では、集合知の構成要素についての事例に基づく理論的な検討を行った。その結果、集合知の一つの基盤的要素として、「観測・観察」に代表される社会的計量技術が重要であることがわかる。かつては、政治経済分野における観測・観察技術としてサンプリングに基づく社会調査法が重視されたが、情報環境下ではユーザの履歴データが活用できることから、いわゆるビッグデータの活用が産業面で普及を見せつつある。そのような事を背景にして、集合知メカニズムへの社会的期待は再度高まりつつあるが、その中でも投票と市場メカニズムにおける価格形成が代表的な情報の集約技術であることは変わらず、社会の正当性も依然としてこれらの技術に強く依存している。
そこで、本研究では投票と市場での取引メカニズムを理論的観点から再定義した、新しい集合知システムを開発し、2011年8月より実験を開始していた。概ね既存の取引方式との比較において遜色ない特性が得られたため、その後の活用を行う予定である。また、それと同時に2012年総選挙においても、各政党マニフェストのテキスト分析に基づく投票レコメンデーション実験を行った。また、その際の分析システムをAPIとして一般に開放するなどの取り組みを同時に行った。

報告書

(3件)
  • 2013 実績報告書
  • 2012 実施状況報告書
  • 2011 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi