研究課題/領域番号 |
23700312
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 新潟国際情報大学 (2012-2013) 京都大学 (2011) |
研究代表者 |
伊村 知子 新潟国際情報大学, 情報文化学部, 講師 (00552423)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スリット視 / チンパンジー / 知覚発達 / 乳児 / 形態視 / 運動視 / 大域的処理 / 形態知覚 / 比較認知科学 / 認知発達 / ニホンザル / 時間的統合 |
研究概要 |
先行研究より、ヒトでは物体認識において局所的な特徴よりも全体的な特徴についての情報を優先的に処理する傾向が見られるのに対し、ヒト以外の霊長類や鳥類、ヒトの乳児では必ずしも全体的な処理を優先的に処理する傾向は見られないことが示されてきた。 本研究では、チンパンジーと3ヶ月から12ヶ月のヒトの乳児を対象に、部分的な形の情報を時間的に統合して全体的な形の情報を知覚する能力を調べるため、スリットの隙間から水平方向に動く線画を認識する課題をおこなった。その結果、形態情報の統合能力は、チンパンジーよりもヒトの方が優れていること、ヒトでは生後5,6ヶ月頃から発達することが明らかになった。
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