研究課題/領域番号 |
23700328
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 筑波大学 (2013) 独立行政法人理化学研究所 (2011-2012) |
研究代表者 |
川崎 真弘 筑波大学, システム情報系, 助教 (40513370)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 脳波 / 視点変換 / 身体性 / 同期 / fMRI / シータ波 / 視覚注意 |
研究概要 |
コミュニケーション時に相手の行動や意図を理解するためには、自己から他者への視点変換が重要な役割を担うが、その脳メカニズムはわかっていない。本研究では自己・他者方向判断課題時の脳波実験によって、前頭連合野と頭頂連合野のシータ波(6Hz)の位相同期が視点変換に関わる可能性を示した。さらに、脳波と空間解像度の高い光トポグラフィを併用することで、運動と視点の重ね合わせ課題を行った。各被験者は自己とは異なる戦略を教示されるとパフォーマンスが低下し、それに伴って前頭連合野のシータ波と光トポグラフィの前頭血流量が増加した。以上の結果は、視点変換に重要であるシータ波のソースが前頭連合野にある可能性を示唆する。
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