研究課題/領域番号 |
23700393
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
鳴島 円 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (30596177)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 視床 / 代謝型グルタミン酸受容体 / シナプス維持 / 外側膝状体 / 大脳皮質 / シナプス除去 / 視覚 / 体性感覚 / mGluR1 / 内側毛帯線維 / GluA2 / 発達 / 体性感覚系 / 視覚系 |
研究概要 |
感覚系視床の中継ニューロンは末梢からの求心性入力と大脳皮質からの強いFeedback入力を受けるが、発達期における皮質入力の機能は未解明である。視覚系視床では、発達期に一度完成した求心性線維由来シナプスが感覚経験依存的に維持されることが知られており、本研究では皮質神経活動の抑制が成熟型の求心性線維由来シナプスの維持に与える影響を解析した。その結果、(1)皮質由来シナプスに多く発現する1型代謝型グルタミン酸受容体(mGluR1)が感覚経験依存的な成熟型結合パタン維持に寄与する (2)大脳皮質の神経活動の抑制は求心性線維―視床シナプスの再編成を引き起こす ことが明らかとなった。
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