研究課題/領域番号 |
23700395
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
来栖 光彦 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 助教 (50413985)
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連携研究者 |
鈴木 えみ子 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 准教授 (20173891)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | FGF / シナプス / 神経筋接合部 / ショウジョウバエ / 神経 |
研究概要 |
FGFシグナルは、逆行性シグナルとしてプレシナプスの分化を誘導することが哺乳類神経系において知られていたが、ポストシナフ.スにおける役割は明らかにされていなかった。本研究では、ショウジョウバエ神経筋接合部を実験モデルに利用することによって、(1)FGFリガンドPyrとThsが神経筋接合部で発現すること、FGF受容体Htlがグルタミン酸受容体IIサブユニット(GluRIIA)の近傍に局在することを、(2)FGFシグナルがGluRIIAのシナプスにおける局在を正に制御すること、(3)FGFシグナルがGluRIIサブユニットの転写量を正に制御することを明らかにした。以上の結果は、ショウジョウバエFGFシグナルが神経筋接合部の発達過程において、ポストシナプスで機能し、GluRIIサブユニットの発現を制御していることを示唆している。
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