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社会的行動を制御する神経回路機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23700397
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経科学一般
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

水口 留美子  独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 研究員 (70450418)

研究協力者 塩崎 桃子  独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, パートタイマー職員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワード軸索性細胞認識分子 / BIG-2 / オープンフィールドテスト / 不安行動 / 視床下部 / 室傍核 / 細胞認識分子 / 自閉症スペクトラム症候群 / BIG-2 (contactin-4) / 視床下部室傍核 / ストレス応答 / 神経回路形成 / 軸索性細胞認識因子 / 攻撃行動 / 社会的行動
研究概要

細胞認識分子BIG-2 は自閉症スペクトラム症候群との関連性が示唆されている。BIG-2 遺伝子欠損マウスは、オープンフィールドテストや高架式十字迷路テストで不安行動の上昇を示すことから、ストレス応答や情動を制御する神経回路に異常が生じているのではないかと考えられた。本研究では、野生型およびBIG-2 遺伝子欠損マウスを用いて、オープンフィールドテストに伴って活性化される脳内部位のマッピングを行った。その結果、BIG-2 遺伝子欠損マウスでは野生型マウスに比べ、視床下部室傍核(PVH)の小細胞領域での神経活動が亢進していることが明らかとなった。PVH はストレス応答に中心的な役割を果たすことから、BIG-2 はPVHを含む神経回路に異常が生じることにより、新奇環境下でのストレスに対して過剰に反応しているのではないかと考えられた。

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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