研究課題
若手研究(B)
本研究課題では新規の神経変性疾患モデルマウスの確立に成功しました。このモデルは野生型マウスを用いて患者脳内での変化を再現した画期的なモデルであり、疾患の発症・進行メカニズム解明や新規治療法評価に極めて有用と考えられます。具体的には、パーキンソン病やレビー小体型認知症の患者脳内で蓄積しているαシヌクレインタンパク質が線維構造をとっている事に着目し、試験管内で作ったαシヌクレイン線維を野生型マウス脳内に接種しました。その結果わずか3ヶ月でマウス脳内にαシヌクレイン蓄積病理が形成され、さらに患者脳と同様の蓄積病理の脳内分布拡大も認められました。
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