研究課題/領域番号 |
23700454
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
定方 哲史 群馬大学, 先端科学研究指導者育成ユニッ ト, 助教 (90391961)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | CAPS / 分泌 / 自閉症 / 神経 / CAPS2 / BDNF |
研究概要 |
我々はCAPS2 exon 3スキップマウスを作製し、その行動解析により、様々な自閉症様行動を示すことが分かってきた。さらにこのマウスの解剖学的解析により、トラフィッキングの異常やゴルジ体の形態異常が示された。以上より、このマウスは自閉症モデルマウスとして有用であることが示された。 また、CAPS2タンパク質が有芯小胞分泌のどのステップに関与するかを詳細に検討した。その結果、CAPS2タンパク質はPHドメインを介してゴルジ体膜に結合することやGDP結合型のクラスII ARFタンパク質(ARF4,ARF5)のN末端に結合することなどが分かってきた。以上より、CAPS2タンパク質が有芯小胞のトラフィッキングに関与するメカニズムが分かってきた。
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