研究課題/領域番号 |
23700503
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
融合社会脳科学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
榎本 一紀 玉川大学, 脳科学研究所, 嘱託研究員 (10585904)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ドーパミン / 霊長類 / 報酬価値 / 予測誤差 / 意思決定 / 強化学習 / 大脳基底核 / 神経化学 / 報酬 / 学習 / 生理学 / 神経科学 |
研究概要 |
ニホンザルを被験体とした神経生理学実験と、強化学習モデルを用いた計算理論によるシミュレーション・データ解析を組み合わせることによって、複数の報酬獲得ステップを経てゴールに到達する状況において、中脳ドーパミン細胞が、将来期待される複数の報酬情報を表現することを明らかにした。また、このような情報表現は、学習によってはじめて獲得されることを示した。これらの成果は、遠い目的に到達するための意思決定や行動選択にかかわる神経回路メカニズムの解明に貢献する。
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