研究課題/領域番号 |
23700512
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験動物学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
林田 直樹 山口大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (40420517)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 熱ショック因子 / 転写 / 神経変性疾患 / H3K4トリメチル化 / クロマチン / プロモーター / HSF1 / ポリグルタミン病 / 熱ショック転写因子 / HSF2 / ハンチントン病 / 蛋白質分解 / ヒストンメチル化 / 細胞防御 |
研究概要 |
熱ショック転写因子(熱ショック因子)HSF2 は、哺乳類では 4 種類存在する熱ショック因子群の1つであり、脳神経に高発現している熱ショック因子である。しかしながら、熱などのストレスに対して HSF2 が細胞防御能を有するかはわかっていなかった。本助成事業により研究代表者は、神経変性疾患であるポリグルタミン病に関して、その原因蛋白質が引き起こす細胞内凝集を HSF2 が抑制することを突き止めた。また、HSF2 は独自の転写活性化機構を有し、変性蛋白質の分解に関与する遺伝子群を誘導することによって、細胞内凝集を抑制するという機構を見出した。
|