研究課題/領域番号 |
23700602
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
黒瀬 智之 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (20363054)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 褥瘡 / 血流 / トマトレクチン / 炎症性サイトカイン / Real-Time PCR / Western Blot / 磁石 / 圧迫 / ウェスタンブロット / 血管開通率 / ラット / 皮膚温 / 酸化ストレス |
研究概要 |
褥瘡の病態を解明するため、褥瘡の動物実験モデルを作製した。1日1回4時間50mmHgで圧迫を繰り返しても、肉眼的・組織学的変化は見られなかった。しかし、100mmHgの圧力で同様に圧迫すると、皮膚が壊死し、潰瘍が生じた。50mmHgの圧迫では炎症性サイトカインであるIL-1βは増加しなかったが、100mmHgの圧迫では著しく増加した。圧迫回数が多いほど発現は高く、高発現が維持された。TNF-αも50mmHgの圧迫では増加せず、100mmHgの圧迫で増加したが、IL-1βよりも変化は乏しかった。 炎症性サイトカインの褥瘡への関与が明らかになり、治療や予防への指標となりうることが考えられる。
|