全身振動刺激を用いた運動介入が転倒予防時の踏み出し動作に与える効果の検証

• 研究課題/領域番号: 23700674
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: リハビリテーション科学・福祉工学
• 研究機関: 星城大学
• 研究代表者: 越智 亮 星城大学, リハビリテーション学部, 講師 (60410891)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 高齢者 / 転倒予防 / 全身振動刺激 / 転倒回避 / トレーニング / 筋活動 / 筋電図 / 転倒 / ステップ / 予防

研究概要

本研究では,高齢女性に対する全身振動刺激(以下,WBV)を用いた運動介入が,転倒回避に必要となる素早い前方ステップ動作の運動機能を改善させるかどうかを検証した.対象者20名のうち,3か月間のWBV介入を行った10名のみ,トレーニング後に前方への踏み出し動作速度が向上した.また下肢の表面筋電図から得られた結果から,踏み出し直前の足関節の蹴り出し動作の瞬発力が改善していることが示された.高齢女性の転倒回避動作能力の向上にWBV介入が有効であることが明らかになった.

研究成果

• [雑誌論文] 高齢者の注意機能と転倒 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智亮
  • 雑誌名: シニアフィットネスリハビリテーション 巻: Vol.5 ページ: 20-21
• [雑誌論文] 注意干渉が高齢者の転倒防止時前方ステップ動作に与える影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智亮,大竹卓実,山田和政,他
  • 巻: Vol.39,No.6
  • ページ: 351-358
  • NAID: 110009544539
  • 査読あり
• [雑誌論文] 注意干渉が高齢者の転倒防止時ステップ動作に与える影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智 亮
  • 雑誌名: 理学療法学 巻: 39 ページ: 351-358
  • NAID: 130005016771
  • 査読あり
• [雑誌論文] 高齢者の注意機能と転倒 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智 亮
  • 雑誌名: シニアフィットネスリハビリテーション 巻: 5 ページ: 20-21
• [学会発表] Muscular activation pattern during step recovery from a forward fall in the older women with a fall risk (2013)
  • 著者名/発表者名: Akira Ochi, et al.
  • 学会等名: 35th Annual International IEEE EMBC Conference
  • 発表場所: Osaka international convention center (Osaka, Japan)
  • 年月日: 2013-06-04
• [学会発表] 易転倒高齢者における前方転倒回避ステップの下肢筋活動パターン (2013)
  • 著者名/発表者名: 越智亮,他
  • 学会等名: 第48回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 愛知県
  • 年月日: 2013-05-26
• [学会発表] 易転倒高齢者における前方転倒回避ステップの下肢筋活動パターン (2013)
  • 著者名/発表者名: 越智 亮
  • 学会等名: 第48回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 名古屋国際会議場（名古屋市，日本）
• [学会発表] Muscular activation pattern during step recovery from a forward fall in the older women with a fall risk (2013)
  • 著者名/発表者名: Akira Ochi
  • 学会等名: 35th Annual International IEEE EMBC Conference
  • 発表場所: Osaka International Convention Center (Osaka, Japan)
• [学会発表] Effects of high-speed pedaling on fall avoidance step improvement and muscle activity pattern changes in the lower limb of elderly women (2012)
  • 著者名/発表者名: Akira Ochi, et al.
  • 学会等名: XIXth Congress of the International Society for Electrophysiology and Kinesiology ISEK 2012
  • 発表場所: Convention and Exhibition Centre (Brisbane, Australia)
  • 年月日: 2012-06-21
• [学会発表] 転倒回避動作における高齢者に特有の複数回ステップ動作の発生と外側広筋筋活動様相との関係 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智亮,他
  • 学会等名: 第2回日本基礎理学療法学術集会
  • 発表場所: 兵庫県
  • 年月日: 2012-05-24
• [学会発表] 転倒回避動作における高齢者に特有の複数回ステップ動作の発生と外側広筋筋活動様相との関係 (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智 亮
  • 学会等名: 第2回日本基礎理学療法学術集会
  • 発表場所: 兵庫医療大学（神戸市，日本）
• [学会発表] 最大速度ペダリングトレーニングが転倒回避のための前方ステップ動作に与える効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 越智亮,他
  • 学会等名: 第8回転倒予防医学会研究集会
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 2011-10-02
• [学会発表] 注意干渉が高齢者の転倒防止時ステップ動作に与える影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 越智亮,他
  • 学会等名: 第46回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 宮崎県
  • 年月日: 2011-05-28
• [学会発表] 注意干渉が高齢者の転倒防止時ステップ動作に与える影響
  • 著者名/発表者名: 越智亮
  • 学会等名: 第46回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 宮崎県シーガイアコンベンションセンター
• [学会発表] 最大速度ペダリングトレーニングが転倒回避のための前方ステップ動作に与える効果
  • 著者名/発表者名: 越智亮
  • 学会等名: 第8回転倒予防医学会研究集会
  • 発表場所: 東京都ニッショーホール
• [図書] 理学法学自習ワークブック (2012)
  • 著者名/発表者名: 越智亮(著),他,牧田光代(編)
  • 総ページ数: 169
  • 出版者: 診断と治療社
• [図書] 理学療法学自習ワークブック (2012)
  • 著者名/発表者名: 牧田光代
  • 総ページ数: 169
  • 出版者: 診断と治療社
• [図書] 転倒予防のための運動機能向上トレーニングマニュアル (2012)
  • 著者名/発表者名: 植松光俊
  • 総ページ数: 114
  • 出版者: 南江堂