配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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研究概要 |
本研究は,静的随意筋収縮中にみられる運動皮質-筋間の同期的神経活動(脳波筋電図コヒーレンス)の神経生理学的メカニズムについて,とくに筋感覚フィードバックの視点から解明すべく執り行われた.結果 (1) 長時間の腱への振動刺激によって Ia求心性神経からのフィードバックを低減させた条件下での脳波筋電図コヒーレンスが低下する傾向にあること (2) 安静時の筋・腱に振動刺激を与えることによって誘発される緊張性振動反射と,感覚運動野近傍の脳波と20Hz帯で同期していること (3) このとき,運動単位活動を記録すると,脊髄反射由来の成分と経皮質成分とに分離できること,などが示された.
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