研究課題/領域番号 |
23700765
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 津山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
山本 浩二 津山工業高等専門学校, 一般科目, 准教授 (50560447)
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連携研究者 |
谷口 勇一 大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (50279296)
内田 若希 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 講師 (30458111)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会性 / 学校運動部活動 / 高校生 / 部活動 / 社会性測定尺度 |
研究概要 |
高等学校期における学校運動部活動は、子どもたちの社会性獲得・形成にいかなる影響力を有しているのか、またその教育的効果に関して実証的に検討していくことを目的とした。対象は、高校生5,434名とし、質問紙調査を実施した。4因子16項目から構成される「高校生版社会性測定尺度」を用いて社会性得点を算出した後、「性別」「学年」「部活動参加状況」間で比較・検討した。まず、「性別」に関しては、獲得している社会性は男性よりも女性の方が高い傾向を示した。「学年」に関しては、4項目中3項目で3年生が最も高い値を示し、有意差も確認できた。「部活動参加状況」に関しては、「運動部」や「学外(運動)クラブ」所属者が高い値を示し、「所属なし」の生徒がすべての項目で最も低い値を示した。また、学校行事への参加意欲に関しては、学校部活動(運動部・文化部)所属者が非所属者よりもすべての項目で高い値を示していることから、ここに学校部活動の教育的有効性(効果)を確認できる。
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