研究課題
若手研究(B)
低酸素トレーニングに対する骨格筋エネルギー代謝の適応について検討した。最初に、短時間・高強度の固定負荷運動時の代謝動態について常酸素環境と低酸素環境の違いを調べた。その結果、同一絶対強度での運動時において、常酸素環境と比較して低酸素環境では、運動中の有酸素的エネルギー供給量が小さく、無酸素的エネルギー供給量が大きいことが示された。次に、低酸素環境での短時間・高強度の運動トレーニングの骨格筋エネルギー代謝に対する効果を調べた。その結果、低酸素環境での短時間・高強度のトレーニングは、常酸素環境で同様のトレーニングを行うよりも、骨格筋の無酸素的エネルギー供給能力を高める効果が高いことが示唆された。
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